飯室層中の貝化石

こんにちは,CALCHOです.

巡検などの記録を整理して書き留めておきたくなったので本ブログを開設しました.

 

今日は先月8月18日にふと思い立って訪れた,神奈川県川崎市宿河原で採取した貝化石について.

ここに広がる地層は,110万年前~138万年前*1に浅い海で堆積した「飯室層」と呼ばれる泥質の地層で,多くの貝や植物の化石が産出することで知られています.

採取ポイントは下の画像の赤丸らへんです.アクセスは小田急小田原線和泉多摩川駅から徒歩で15分といったところでしょうか.

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採取地点から上流を望む.連日の猛暑と少雨で多摩川の水量は少なかったです.f:id:CALCHO:20190905181216j:plain

産状.

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採取したものがこちら.(実は無惨にも帰りの電車で殆どが粉々に…)

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フスマガイ,綺麗ですね....思わず見とれてしまいます.

こんな感じで内湾的な環境を示す貝の化石がたくさん産出します.

 

明日は秩父鉱山に行く予定です.天気が崩れないことを祈るのみ…